2006年07月15日
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損保ジャパン東郷青児美術館・JOY POP!ポップアート1960’s→2000’s リキテンスタイン、ウォーホルから最新の若手まで

Written By: 川俣 晶連絡先

 公と私と猛暑のおかげで仕事も手に付かない状況で、もう逃げ出すしかない……というところで、金はないけど美術品が見たかったので、損保ジャパン東郷青児美術館JOY POP! ポップアート1960’s→2000’s リキテンスタイン、ウォーホルから最新の若手までを見てきました。

東郷青児美術館 §

 東郷青児美術館というのは、けっこう好きですね。

 まず、新宿はうちから便利というのが大きな長所。

 入り口前の窓から見える新宿の風景も絶品。(高層ビルというだけでなく、高さと向きも良い)

 それに、今のところ、見て外れだと思った展示会はありません。

JOY POP!ポップアート1960’s→2000’s リキテンスタイン、ウォーホルから最新の若手まで

ポップアート §

 ウォーホルの名前ぐらいは知っていますが、それでも現物をこれでもかと見せられると、圧倒的です。

 しかも、時間と共に変化していく様々なアーティストの様々な作品があるわけで、見るもの1つ1つがとても新鮮です。

 1つ、スーパーフラットに影響されたとされる作品があったのですが、これが何を描いているのか全く分かりませんでした。

 しかし、分からない……と言って立ち去るのも面白くないので、やや離れた椅子に座ってじっと見てみました。

 すると、ふっと人の顔が描かれているのが見えました。正しい解釈か分かりませんが、人の顔と飛んでいる帽子? そして背景に山並み? などが描かれているように感じられました。そういうものを、平面的な線の集まりに還元してしまうのが、スーパーフラットなのかもしれません。

なんて偉そうな自分 (笑 §

 ウォーホルの名前ぐらいは知っていると言ってみたり、何の説明も前置きも無しにスーパーフラットという言葉を使ってみたり、素人のくせに偉そうな自分に気付いてしまいました。ありゃりゃ。

大雨 §

 見終わって出ようとしたら、驚くほど激しい豪雨でびっくり。

 1階の出入り口部分は座って休めるようになっていたので、そこに座って本を読んで止むまで待ちましたが……。何という番狂わせ (笑。

 帰りの電車もダイヤが狂っていました。